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リリックにもならんわ

リリシストになりたい
呻いてる丑三つ時
釈迦坊主聴きすぎて
頭ん中ほぼ菩薩
蜘蛛の糸大渋滞
見せつける蓮コラ
ガチガチの歯の裏?
クソつまんない カスが

わたしの中に住むケルビム
ほんとにちゃんと仕事してる?
肩掴んで問いただす
問いただす 問いただす けど
ハッパ吸ってハイになって
バカになってる
口から漏れ出る
「私躁鬱なんです!」

誰も彼も怖くなった
祇園の街 昼と夜
掛け持ちして二重人格
踏み外したアトランティス
重いクレカ 重い女
首に下げたアルハンブラ
笑顔貼り付け自分殺せば
磔になったシンデレラ

私だって本当は
お姫様になりたかった
愛されて生きたかった
ママ 呼びたかった
7つの時 金木犀香って
お母さん自殺未遂
その10年後桜咲いて
娘の私 自殺未遂

ただの日記

現在時刻14:40、1日もやっと折り返しといった時間だが、すでに散々な日だった。
睡眠薬を飲まないと眠れないというロクでもない身体になって早数ヶ月、手元の薬が切れている事には気がついていた。処方箋を受け取りに、近所のクリニックへ駆けたのが12:00過ぎである。
診察、と言ってもあまりに形式的なもので、お決まりの会話が二、三言あって終わる。かかる時間は一分を満たすかどうかといった具合だ。
診察待ちをして、診察室に入って、処方箋、薬局、と考えても出勤の15:00までには余裕があった。ギターショップにでも行って、可愛いピックを買おうと思っていた。職場で練習がしたくて、ベースも背負って行った。ここで使われる「思っていた」とはつまり、その目的が果たされなかったことを意味している。
いつもの待合室は、人で溢れかえっていた。ざっと10人弱は居たように思う。こうなってしまえば、精神科の待ち時間は異様に長い。「午前診 13時迄」の貼り紙が嘘のように思えてくる。
多少待つ覚悟はしていたので、小説を開く。読み終わる。LINEを返す。ディスコードにざっと目を通す。昔読んでいた音楽レビューサイトの検索窓に「ベース」なんかを打ち込んでみて、気になった記事を読み漁る。ここまで実に二時間である。
さすがに痺れを切らし、「仕事があるので」とクリニックを後にした。あまりにも、無益な、二時間だった。
外に出ると、梅雨とは思えない灼熱の日差しが照りつけていた。焼きつける、という表現の方が正しいかもしれない。立ちこめる湿気と、オフィス街特有の慌ただしさと鬱々しさが何もかもないまぜになった六月の京都駅は、生き地獄といって差し支えなかった。
そこからが更に酷かった。バスの来る時間を調べ、ああ間に合うなと思っていたら大通りを一本間違えていた。走ったら間に合ったのかもしれないが、ベースを背負っていたため断腸の思いで諦めた。バスはもう10分先まで見送られた。本来向かうべきだったバス停が見えた頃には、今にも乗る予定だったバスが発たんとしている頃だった。
待つ時間も不毛なので、近くのコンビニに寄った。ダイエット中だと言うのにペプシが飲みたくて、でもコカコーラしかなくて、気が狂って『ウィルキンソン ゼロコーラ』なる透明の炭酸飲料を買った。気泡を散らしながらそれを口にすると、まあ不味くて、自分の馬鹿みたいに浮かれきった三つ編みが酷く阿保らしく感じた。

↑ここまでが現在です。そして今、河原町OPAの上まで来て、島村楽器が潰れていたことを思い出し、途方に暮れている。こんな事ってないよ。タワレコで慰めのCDでも買ってやろうと考えている、午後3時過ぎ。

書きたくないこと

認めたくないこと

例えば昨日見た夢とか
毎日悪夢を見ること
薬に頼らないと眠れないこと

「似てる」と言われる芸能人が、揃いも揃ってグラビアアイドルであること
そのくせ貧乳であること

自分の顔のコンプレックス
性格のコンプレックス

コントレックス箱買い」を、
「コンプレックス箱買い」だと
聴き間違えていたこと

あなたのトロンボーンからは、ユーフォニアムの音がするね、と言われたこと

音質にこだわりたかったのに、審査員講評のほとんどに「ピッチ以外も気にしましょう」と書かれていたこと

悔しい気持ちをヘラヘラ笑って流すしかできなかったこと

いつしか悔しいという気持ちも忘れてしまったこと
安全圏で息をするのを選んでしまったこと

愛されたくて間違えてしまったこと
愛し方がわからなかったこと
欲と愛を履き違えたこと

平凡な生き様
中途半端なわたし
を、認めたくなくて自ら狂いにいくこと


自分のことしか好きになれないこと

誰にも頼りたくない

「学校には来させてくださいね」

「続けて休むと」

「癖付いちゃいますから」

 

死のうと決めた日に限って

 

あの子が好きだったキャラクター

たんぽぽの綿毛

薄汚れた水色

胃酸に塗れた便器の中で

見えた僕だけのユートピア

 

スコールのいちご味が売ってたの

スパークリングのロゼだなんて言って注いだら

きみは笑ってくれるかな

 

きみは

下書きより

だれか一人の人生を
闇夜に引き摺り込むことが
こんなにも快感なのだと
信じて疑わなかった
未熟な少女の私

私のふたつの目からは
酸性雨しか流れなかったから
吐き出して、吐き出すたびに
頬と喉、ぼろぼろに溶けていった

錆びついた私の手のひら
崩れた愛が零れ落ちる


彼はいつだって神様だったから
僕に感情を見せない
何事も無かったかのように
ただ微笑んでいるだけだった

気に喰わない

怒鳴らせたかったの
一度だけ素を見せてくれたね
飛び降りようと、扉に手をかけたら
怒りと焦燥に満ちた瞳を
ガラスの反射に見た

やめろと声を荒げて
初めて名前を呼んでくれた瞬間だったよ
それが最後だったけれど

ロマンティックに憧れて
死ぬ理由をすべて捧げた
17歳の春

あの時渡せなかった手紙
「私のことは早く忘れてください」
「そしたら気兼ねなく死ねるから」

今でも彼は、私のこと
忘れないでいてくれているだろうか

fic.

寝ぼけまなこの君に
コーヒーを淹れてあげたい、とか
ケチャップの焦げるにおい
抱きしめたい気持ちをこらえる
崩れていないほうの目玉焼きをあげる

君と初めて開けた赤ワインのコルク
まだ大事に持っている

日曜日はお出かけしよう
お互いに香水をかけあって
玄関の前で抱きあう
ふたつの香りが交ざりあうとき
桜が咲いたみたい

ひかりがこぼれた。

君の横顔をずっと追いかけていたい
新緑が似合うその眼差し
雪の中で火照った頬にも
いつだってくちづけを送ろう

そんな幸せ
日常でささやかに息をひそめた幸せ

いつだって暗闇に藻掻いたわたしの
うなじをそっと撫でてくれた
掬い上げるきみのぬくもり

火をつけることは
全てを終わらせることだと疑わなかった、
燃えさかる業火しか見たことがないわたしに
ほら、これが光なのだよと
キャンドルを灯してくれた

ゆらめく火のあたたかさ
教えてくれてありがとう

ともに息をして

学生時代、メンヘラだったからSHISHAMOよりHump Backよりyonigeが好きだった


SHISHAMOはメンヘラだろ。ふざけるな。

友人に言われた
「お勧めされた曲、聴くわ!つって聴かない奴嫌いなんだよね〜」

わかるわ〜と思い

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入れました。聴いている。

(インディーズのEPだけ聴けていない)

私にとって大切なあの子は
手首にクジラを携えていて
無駄に心惹かれた彼は
脛の内側でクジラが跳ねていたし
なんとなく無視できなかったり

好きです。高1の時に授業のディベートで、捕鯨賛成派として近藤くんを正論でズタボロにした記憶が蘇る。あの時はごめんね。


逆に、純粋でまっすぐに、人を大切に想う曲が聴けませんでした。途中で苦しくなってしまった。

いまだに人をうまく愛せないし、人からうまく愛されることができない。失うのが怖いから、目の前からいなくなるのが怖いから私からいなくなる。いつもそう。

あ、愛着障害だ……ちゃんと聴ける大人になりたいよ……

聴き流してて、個人的にはサンデーモーニングが好きだったな、朝が好き。一人じゃない朝が好き。

一人の朝は嫌いだなあ、ひとりにしないでね。